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「宇宙戦艦ヤマト」という時代 西暦2202年の選択

近日上映予定

イントロダクション

世紀を越え、希望の光を灯し続けた伝説の艦(フネ)――その全記録

本作は長大な『宇宙戦艦ヤマトシリーズ』の中でも、特別な作品となった。便宜上「総集編(特別編集版)」と呼ばれてはいるが、単なるダイジェストとはしていない。メインタイトルが象徴するように「ドキュメンタリー映画」に近い手触りを志向している。

中心を『ヤマト2202』全七章に起きつつ、随所に新作映像を加え、「ヤマトの歴史」をひとつの視点で真摯に問い直すその姿勢が斬新だ。そのときどきに起きた事象、関わった当事者たちの心情に、距離をおいて新しい光を当てることで、観客は「意味の再発見」をするだろう。時間軸は、宇宙開拓時代の原点から始まる。『ヤマト2199』の前史、イスカンダルへの旅を交えつつ、「人が宇宙に出た意義」を引いた視点で再吟味した点にも、風格がある。

見終えた後は、西暦2202年までの「宇宙戦艦ヤマト史」の凄絶さに呆然としつつ、あらためて「描かれてきたものの本質」に心を打たれるに違いない。これはさらなる新しいステップへ進むために必要な「宇宙叙事詩」としての総括なのである。

「宇宙戦艦ヤマト」という時代 西暦2202年の選択
─── 年 表 ───

「宇宙戦艦ヤマト」という時代
西暦2202年の選択
─── 年 表 ───

  •  1969 人類 月面に到達
  •  2011 国際宇宙ステーション完成
  •  2042 人類 火星に到達
  •  2111 火星への入植開始
  •  2145 第二次世界大戦終結二百年祭
  •  2164 第一次内惑星戦争勃発
  •  2183 第二次内惑星戦争終結
  •  2191 異星文明(ガミラス)と初接触・開戦
  •  2198 第二次火星沖海戦
  •  2199 宇宙戦艦ヤマト進宙・人類初の超光速航行に成功
  •  2200 ガミラス大戦終結
  •  2201 時間断層の存在を確認
  •  2202 ガトランティス戦役始まる

──── S T A F F ────

原作:西﨑義展
製作総指揮・著作総監修:西﨑彰司/構成・監修:福井晴敏/ディレクター:佐藤敦紀
脚本:皆川ゆか・福井晴敏/脚本協力:岡秀樹/設定アドバイザー:玉盛順一朗
新作パート絵コンテ・作画:麻宮騎亜/制作:studio MOTHER/配給:松竹ODS事業室

原作:西﨑義展
製作総指揮・著作総監修:西﨑彰司
構成・監修:福井晴敏
ディレクター:佐藤敦紀
脚本:皆川ゆか・福井晴敏
脚本協力:岡秀樹
設定アドバイザー:玉盛順一朗
新作パート絵コンテ・作画:麻宮騎亜
制作:studio MOTHER
配給:松竹ODS事業室

構成・監修・脚本:福井晴敏 COMMENT

『2199』『2202』で描かれてきた『宇宙戦艦ヤマト』リメイク・シリーズの世界は、単に旧作をアップデートしたものではなく、現実への暗喩と風刺によって構築された文字通りの〝世界〟です。そこには分断と、誤解と、望まぬ変化に戸惑う人の生があります。それはこの苛酷な時代の中、ともすれば立ち往生しがちな我々に、生きるヒントと希望を投げかけてくれる鏡像でもあります。

最新作『2205 新たなる旅立ち』をご覧いただく前に、この〝世界〟を0から見つめ直す旅にみなさんをお連れします。そう、1からではなく0から。月面到達、火星入植、異星文明との初接触。新作映像をもって現実から分岐し、銀河の外へと飛び出す未知の旅です。ファンの方、総集編と侮っていると目を回しますのでご注意を。そしてシリーズ未見の方は、伝説の艦に乗り込む絶好のチャンスをお見逃しなく。

脚本:皆川ゆか COMMENT

あの日、うちに下宿していた従兄が映画に行くぞと、まだ中学1年生だったわたしを朝から連れだした。電車で1時間以上かけて着いた渋谷の映画館はもの凄い行列で、行きの時間よりも長いこと並んだように思う。わたしはその「兄さん」が大好きで、マンガやSFの話を聞くのが楽しかった。そうして一緒に並んで見た映画が、『宇宙戦艦ヤマト』だった。40年以上経っても覚えている。今回、脚本を書かせてもらっているときも、ときどきあのときの「兄さん」と一緒に、21世紀にリブートされたシリーズを見ている気分になった。だから、とうの昔にわたしはあのときの「兄さん」の年を越えてしまったけれど、ついいってしまうのだ。どう? やっぱりヤマトはいいよね。

氷川竜介(アニメ・特撮研究家)COMMENT

『ヤマト2199』からのシリーズには、毎回「なるほど、この手で来たか」という新鮮な驚きと喜びがあります。『2202』でも『さらば宇宙戦艦ヤマト』の再構築なる、誰がやっても難しい課題を苦悩とともに突破しつつ、「どこへ向かうのか?」と新規の興味と納得性ある落着を提示してくれました。気が遠くなるような物量戦はまだ記憶に新しいのに、改めて「1本にまとめる」という難題を予想外のアプローチでクリアしたスタッフの皆さんに、まずは感謝です。思い起こせば『ヤマト』第1作は宇宙開発に大きな夢を見た時期の産物でした。その後の長い停滞期を経て、宇宙に熱い視線が戻ってきた「いま」だからこそ、必要とされる作品になったと確信しています。

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特報・予告編

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