本作の音楽担当宮川彬良さんによる「宮川彬良&アンサンブル・ベガ、ニューイヤーコンサート」開催!
室内楽自主公演主催
宮川彬良&アンサンブル・ベガ ニューイヤー・コンサート
会 場 芸術文化センター KOBELCO大ホール
開催日 2017年1月3日(火)
開 演 15:00
(開 場 14:15)
チケット・詳細はこちらから
http://www1.gcenter-hyogo.jp/contents_parts/ConcertCalendar.aspx?md=5&ko=4281011331
こちらのイベントで初演予定の「室内楽の為のモンタージュ、宇宙戦艦ヤマト」を演奏予定の宮川彬良さんからコメントも到着しました。
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年明け2017年1月3日、西宮の兵庫芸文センター大ホールで初演する「室内楽の為のモンタージュ、宇宙戦艦ヤマト」は宮川彬良とアンサンブル・ベガの肝入り作品です。宇宙戦艦ヤマト2202の録音を終えて興奮覚めやらぬ中、この作品を書き上げました。
前々からコロムビアのスタッフから彬良版「交響組曲、宇宙戦艦ヤマト」を熱望されておりましたが、かの1977年の作品があまりにも素晴らしく、また個人的思い入れも深いものがあり、今一歩踏み出すことを躊躇しておりました。
しかし今回「室内楽の為のモンタージュ、宇宙戦艦ヤマト」を書き上げ、かすかに次の1ページへの手掛かりがあったように思います。
昨今「交響組曲」と名の付く劇伴CDが横行しております。以前自分の手掛けたアニメの劇伴CDにもいつの間にか「交響組曲」という前置詞が付けられており、大変恥ずかしい思いをした経験がありました。
今回の作品は組曲ではありません。いま流行りのオマージュとも違います。コラージュに近いかと思いましたが辞書を引いてみるとこれもしっくりこない。精神的、あるいは無意識の領域でゆる〜く繋がるメロディーたち…そんな室内楽作品を「モンタージュ」と名付けました。
今のところ録音製品化の話しはありません。が、これから我がアンサンブル・ベガの大切なレパートリーとなるでしょう。
1月3日、兵庫芸術文化センター大ホール「アンサンブル・ベガ、ニューイヤーコンサート」にて初演致します。
宮川彬良
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