次世代航宙艦艇開発の研究を行なうために、ヤマトの波動システムを含む本体をコピーした同型艦。
地球帰還後にその役目を終えたコスモリバースシステムをヤマトより移設し、その能力の研究と利用に特化した。銀河の初代艦長は藤堂早紀。
艦種:波動エネルギー研究艦
識別番号:BBY-03
名称:ヤマト型 銀河
全長:333m
兵装:48サンチ三連装陽電子衝撃砲塔×3基/魚雷発射管×12(艦首および艦尾両舷)/魚雷発射管×16門(両舷)/隠顕式対空システム(艦体各所)
火星宙域の応急ドックにて、破損した艦体の修理と「銀河」から主砲塔の移設、さらに砲熕兵器の改良を含む緊急改装を行ったヤマトは、最後の戦いに向けて発進する。
また「銀河」に装備されていた対空火器、近接防御火器類も全てヤマト側に移設。
さらにワープ直後でも波動防壁を部分展開できるようになり、対空火器の使用が可能となった。これら、砲熕兵器の新システムはすでに「銀河」の艦内において実証済み。
その他の大きな変更点は、司令塔頂部のコスモレーダーを大型の高次元微細レーダーへと換装、第一格納庫には艦載機発射用カタパルトが「銀河」より移設され計4基となった。
時間断層工場にて緊急修理並びに大規模な改装を施したアンドロメダ一番艦。土星沖海戦でガトランティスの反物質ミサイル攻撃を受け、艦首の波動砲口および波動エンジンを損傷。ワープ不可能となり、2隻のドレッドノート級戦艦を重力アンカーにより両舷に接続、トランスワープを行なって地球へ帰還した。
全損した艦首の連装波動砲は、ドレッドノート級と同じく波動砲口内にスプリッターを増設した四連装拡散波動砲へと強化。もはや有人操艦も難しい自律操艦能力を持つ高機動戦闘システムの試作型として生まれ変わったが、兵器としての無人運用の危険性を回避すべく、山南艦長の意見を反映して1名の乗員が規定された。
山南が坐乗するアンドロメダ改を旗艦とした無人アンドロメダ艦隊YF-2203が新たに編制。火星宙域の絶対防衛圏の戦闘に投入された。
高機動戦闘を行なうため、乗員は強化宇宙服を必要とする。
想像を超えるガトランティスの軍事力に直面した地球連邦は、同級戦艦の大量生産に踏み切った。
砲熕兵器はアンドロメダ級と同様だが、艦載機は廃止。また高機動ノズルが艦体各所に増設され、魚雷艇なみの激しい挙動が可能となった。
艦体色は黒色に統一。
火星宙域にまで到達した都市帝国に対し、山南が坐乗するアンドロメダ改を旗艦とした無人アンドロメダ艦隊YF-2203が都市帝国直上へとワープする際の各艦ワープブースターとなる。
「波動実験艦 銀河」に搭載された無人戦闘機。ガトランティスとの総力戦に備えるべく、人的要員確保のため零式52型空間艦上戦闘機〈コスモゼロ〉をベースに、ガミラスの月面防御用ドローンの自律機動システムを導入、無人化した機体である。
機体色は黒だが、後述する作戦[ブラックバード]に特例として投入された有人先導機仕様の機首は、識別のため青く塗装された。
無人艦載機により量産型波動コアを敵艦隊内部に放出、銀河の[CRS]により増幅・暴走させ、波動共鳴により敵艦隊を行動不能とするもの。
敵陣深く侵入し放出するには有人の先導機が必要とされたが、元ヤマト航空隊隊長・加藤三郎が先導機パイロットに志願、作戦は決行された。
全長:16.9m(格納時:15.5m)
全幅 :6.8m
主兵装:機銃4丁、機関砲1門
主機関:軸流式コスモエンジン(彗星5型2号)
◆主翼上下面のパイロンを介して空対地・空対空ミサイル(高機動格闘型)、対艦ミサイル等の弾薬または高機動ユニットを装備可能。