宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち

STORY

この「愛」は地球を壊すー

第一章「嚆矢篇」

時に西暦2202年。
あの壮大な片道16万8000光年にも及ぶイスカンダルへの大航海から宇宙戦艦ヤマトが帰還して、既に3年──。
〈コスモリバースシステム〉により、かつての青い姿を取り戻した地球は、
ガミラス帝国とも和平条約を締結。
復興の傍ら、防衛のためと最新鋭戦艦アンドロメダを含む新鋭艦隊の整備が進められていた。
イスカンダルのスターシャの願いも虚しく、地球は軍拡への道を歩み始めていたのだ。
はたしてこれが、かけがえのない数多くの犠牲の果てにヤマトが成し遂げた、本当の平和なのだろうか?
宇宙の平穏を願う女神テレサの祈りが、ヤマトを新たな航海に誘う。
いま、宇宙を席巻するガトランティスの脅威が、地球に迫っていた——。

第一話「西暦2202年・甦れ宇宙戦艦ヤマト」

脚本:福井晴敏、岡秀樹/絵コンテ:榎本明広/演出:加戸誉夫/作画監督:前田明寿、髙木弘樹

あのイスカンダルへの大航海から3年。コスモリバースシステムによって蘇った地球は、急速に復興を遂げようとしていた。
一方、人類とガミラスの混成艦隊が、謎多きガトランティスの前衛部隊と武力衝突を繰り広げる。
その渦中に、元宇宙戦艦ヤマト乗組員・古代進の姿があった──

第二話「緊迫・月面大使館に潜行せよ」

脚本:福井晴敏、岡秀樹/絵コンテ:アミノテツロ/演出:上坪亮樹/作画監督:高見明男

最新鋭戦艦アンドロメダの観艦式が盛大に執り行われる。
新しく樹立された地球連邦政府は、軍備拡大路線を突き進んでいるのだった。
沖田艦長の命日に英雄の丘へと集う元ヤマト乗組員は、イスカンダルとの条約を反故にしてまで再軍備を進める地球の現状に、
激しい違和感を覚えていた。

第二章「発進篇」

謎めいたガミラスの青年キーマンに誘われて、月面のガミラス大使館で大使のバレルと面会した古代は、
惑星テレザートとテレサの物語を聞かされる。
そして地球に戻った古代は〈コスモリバースシステム〉が地球にもたらした負の遺産の存在を知らされるのだった。
改めて地球政府の方針に憤る古代は、自分たちに送られてきたテレサのメッセージに応えるべきと
防衛軍の上層部に掛け合うが、ヤマト発進の許可を得ることはできなかった……。
海底ドックに眠る宇宙戦艦ヤマトの前に、あのメッセージを受けたヤマトクルーが集う。
古代は彼らと共に、“反逆”とも取られかねぬ独断での出航を決意するのだった。
いま再び、宇宙戦艦ヤマトが発進する。
行く手に待ち受けるのは、最新鋭戦艦のアンドロメダ。
一方そのころ、太陽圏に侵攻したガトランティス先遣部隊が、第十一番惑星に迫っていた──。

第三話「衝撃・コスモリバースの遺産」

脚本:福井晴敏、岡秀樹/絵コンテ:二瓶勇一/演出:川崎ゆたか/作画監督:前田明寿、齊藤格、髙木弘樹、千葉充

ガミラスのバレル大使からテレサのことを聞いた古代は、地球降下後、キーマンの案内によってさらに驚愕の事実を目にする。
それは〈コスモリバースシステム〉が生み出した負の遺産であった。
3年という短期間に、奇跡の復興を達成させた正体とは……!?

第四話「未知への発進!」

脚本:福井晴敏、岡秀樹/絵コンテ・演出:加戸誉夫/作画監督:髙木弘樹、前田明寿、石原満

真田から艦長代理を任された古代は、旧乗組員の賛同を得てヤマト出撃の準備を進めていた。
その動きを察知した藤堂長官は、最後の説得を試みるも、
惑星テレザートへ向かうという古代たちの決意は変わらなかった。
一方、上層部はヤマトの出撃を阻止すべく、ドックに武装隊を派遣する。

第五話「激突!ヤマト対アンドロメダ」

脚本:福井晴敏、岡秀樹/絵コンテ:中村里美/演出:矢野孝典/作画監督:高見明男

地球を飛び立ったヤマトに、月面から山本らの航空隊が合流。
その中には、あのキーマンの姿もあった。
一方、ヤマトの出撃阻止に失敗した芹沢は、演習中だったアンドロメダにヤマト追撃を命じる。
避けられぬアンドロメダとの対決という難局を乗り切るため、ヤマトはある奇策を用いる。

第六話「死闘・第十一番惑星」

脚本:福井晴敏、岡秀樹/絵コンテ:榎本明広/演出:星野真/作画監督:石原満、前田明寿、小林千鶴

中央を追われた土方竜や斉藤始ら空間騎兵隊が駐留する第十一番惑星に、ガトランティス先遣部隊の侵攻が開始された。
助けを求めて脱出した空間騎兵隊員・永倉は、からくもヤマトに収容される。
だがテレザートへと急ぐ古代たちは、彼らの救援に向かうか否か、苦渋の決断を迫られてしまう。

第三章「純愛篇」

第十一番惑星の岩塊に埋もれたヤマトの頭上に、おびただしい数のガトランティス増援艦隊が到着する。
波動砲を封印した今のヤマトには為す術がない。逡巡の末に、古代が取った道とは──。
苦難の連続で追い詰められた古代を見かね、ヤマトに密航していた雪が姿を現したところで、事態が好転することはない。
必要に駆られ、惑星シュトラバーゼへと立ち寄ったヤマトを、二つの巨大な罠が襲う。
ガミラスに革命を促さんとする反乱軍は、なぜヤマトを待ち構えていたかのようにシュトラバーゼを襲撃したのか。
その混乱の中、古代はアケーリアス文明の遺跡の中でガトランティスの意思を体現する男と対面を果たしていた。
宇宙の真理として絶対的な“愛”を説く男は、
「おまえの愛を示せ」と、古代に恐るべき選択を迫るのだが──!?

第七話「光芒一閃!波動砲の輝き」

脚本:福井晴敏・岡 秀樹/絵コンテ:加戸誉夫・羽原信義/演出:小谷野竜成/作画監督:髙木弘樹

第十一番惑星の岩塊に埋もれながら、かろうじてヤマトは健在であった。
しかし頭上にはおびただしい数のガトランティス増援艦隊が到着。波動砲を封印したヤマトに、現状を打破する術はなかった。
はたして古代は自らの決断で封印を破り、指揮官としての覚悟を示すことができるのか……!?

第八話「惑星シュトラバーゼの罠!」

脚本:福井晴敏、岡秀樹/絵コンテ・演出:加戸誉夫/作画監督:髙木弘樹、前田明寿、石原満

戦い終えて、犠牲を防げなかった自責の念で古代の心は沈む。
看護士としてヤマトに密航してきた婚約者・森雪との再会も、気持ちの整理ができず混乱するばかりだった。
様々な人の様々な思惑と陰謀を乗せて、ヤマトは一路、避難民をガミラス艦隊に託すため惑星シュトラバーゼへと向かう。

第九話「ズォーダー、悪魔の選択」

脚本:福井晴敏・岡 秀樹/絵コンテ:加戸誉夫・羽原信義/演出:伊藤 浩/総作画監督:前田明寿/作画監督:渡辺浩二

ガミラス艦隊と接触したヤマトは、そこで反乱軍一派の襲撃を受けてしまう。
一方その頃、遺跡に単身誘き出された古代は、ガトランティスの大帝ズォーダーと邂逅を果たしていた。
“愛”を巡る対話を繰り広げたすえ、ズォーダーは「おまえの愛を示せ」と、古代に恐るべき選択を迫る。

第十話「幻惑・危機を呼ぶ宇宙ホタル」

脚本:福井晴敏・岡 秀樹/絵コンテ:アミノテツロ/演出:川崎ゆたか/作画監督:高見明男

テレサの祈りに応じて故郷を発ったヤマトを見据えるように、針路の先にはガトランティスの主星とおぼしき白色彗星が待ち構えていた。
ズォーダーとの対決で精神的に疲弊した古代が外を見ると、宇宙に淡い光を放つホタルの群れが……!?
神秘的にヤマトを照らす宇宙ホタルの正体とは!?

第四章「天命篇」

あの大ガミラス帝星の総統、デスラーが生きていた!!
かつて大ガミラス帝星を支配したアベルト・デスラーは、いまはズォーダーの元にその身を寄せていた。
その願いはヤマトとの再戦。デスラーの策略にはまり、ヤマトは苦戦を強いられる。
だがデスラーの真の目的はそれだけではなかった。全てを失った男の再起が、始まろうとしていた……。
一方、艦内で起こったスパイ疑惑や、ガトランティスの母星たる白色彗星との遭遇戦を乗り越え、
ヤマトは遂にテレザートへと到達する。
そこには、ゴーランド率いる守備艦隊と、ザバイバルの陸戦師団がヤマトを待ち受けていた。
すべてはテレサに会い、メッセージの真の意味を確かめるために。
だがそれには、ヤマトが自らにかけた波動砲という呪縛を断ち切る必要があった──。

第十一話「デスラーの挑戦!」

脚本:福井晴敏・岡秀樹/絵コンテ:二瓶勇一/演出:孫承希/作画監督:高見明男・髙木弘樹・岡辰也

突如、瞬間物質移送機にて送り込まれた無数のミサイルがヤマトを包囲する。
それはガトランティスによって復活を遂げたデスラーによる、ヤマトとの再戦の口火であった。
その正体を知る暇もなく、ワープによって危機を脱したヤマト。しかし艦は次元の断層へと迷い込んでしまう。

第十二話「驚異の白色彗星帝国・ヤマト強行突破!」

脚本:福井晴敏・岡秀樹/絵コンテ:寺岡巌/演出:矢野孝典/作画監督:石原満・小林千鶴・前田明寿

先の戦闘で敵に位置が筒抜けだったことから、ヤマトにスパイがいるのではという疑念が広がっていた。
キーマンと透子の挙動を不審に感じていた山本玲は、透子にカマを掛けるのだが……。
その時、白色彗星が突如としてワープを敢行。あまりにも巨大な姿をヤマトの眼前に現し、荒れ狂う白色の渦の中に艦を呑み込もうとする。

第十三話「テレザート上陸作戦・敵ミサイル艦隊を叩け!」

福井晴敏・岡秀樹/絵コンテ:岩崎知子/演出:伊藤浩/総作画監督:高見明男・前田明寿/作画監督:島崎望

ヤマトと航空隊、空間騎兵隊の全戦力を以て、テレザート上陸作戦が開始される。
陽動のために波動砲の使用も織り込んだ作戦は順調に進むかに見えたが、ゴーランド艦隊の放った破滅ミサイルによって形勢は逆転。
これを打開するには、波動砲で敵艦隊を直撃するしかなかった。決断を迫られた古代は……。

第十四話「ザバイバル猛攻・テレサを発見せよ」

福井晴敏・岡秀樹/絵コンテ:二瓶勇一/演出:小谷野竜成/作画監督:前田明寿・髙木弘樹・山岡信一

ザバイバル陸戦師団と斉藤率いる空間騎兵隊による攻防は熾烈を極めていた。ガミラスから奪った反射衛星砲で空間騎兵隊を迎え撃つザバイバル。
次々と仲間が倒れる中、斉藤はその中枢へと突入し、単身でザバイバルと対峙するのだった。
そして遂に古代たちの前にテレサがその姿を現し──。

第五章「煉獄篇」

“大いなる和” と “縁” を巡る人々の物語は新たな局面を迎えようとしていた。
伝説の惑星テレザートへと到達したヤマトを待っていたのは、女神テレサだけではなかった。
古代たちの前に、“縁” ある相手──かつての仇敵デスラーが姿を現す。ヤマトはガミラス旧体制派が集うデスラー艦隊と交戦。
そのさなか、古代たちの元へと駆けつけたキーマンが取った驚くべき行動とは──。
一方、ガトランティスでは新たなサーベラーが目覚め、ついに本格的な地球侵攻作戦が開始される。
あらゆる文明・生命を殲滅せんとするガトランティスと、旗艦アンドロメダを中心とする波動砲艦隊の激突。
巨大な白色彗星の奥に眠る都市帝国の真の姿とは?そしてズォーダーより突きつけられる新たな悪魔の選択……
ラスト五分──涙とともに、あなたは衝撃の結末を目撃する。

第十五話「テレサよ、デスラーのために泣け!」

脚本:福井晴敏・岡秀樹/絵コンテ:アミノテツロ/演出:大槻敦史/作画監督:髙木弘樹・石原満

あの地球とガミラスの戦いの真実、イスカンダルへの想い……デスラーのすべてを、テレサは見通していた。
テレザリアムに駆けつけたキーマンは、そんなデスラーを前についに自らの正体を明かす。その時、古代たちは──。

第十六話「さらばテレサよ!二人のデスラーに花束を」

脚本:福井晴敏・岡秀樹/絵コンテ:実原登/演出:川崎ゆたか/作画監督:前田明寿・山根まさひろ

活性化した反波動格子により機能不全に陥るヤマト。テレザートを掌中に収めたデスラーの目的とはなにか?
一方、キーマンは選択を迫られていた。あらかじめ定められた任務をやり遂げるべきか、それとも──。
逡巡するキーマンに、テレサは……。

第十七話「土星沖海戦・波動砲艦隊集結せよ!」

脚本:福井晴敏・岡秀樹/絵コンテ:二瓶勇一/演出:いとがしんたろー/総作画監督:結城信輝・髙木弘樹・石原満/作画監督:名倉智史

ついにガトランティスの地球侵攻が開始された。
旗艦アンドロメダを中心とする波動砲艦隊と、バルゼー率いるガトランティスの大艦隊が、太陽圏で激突する。
地球の、宇宙の命運を決する戦いの行方は──!?

第十八話「ヤマト絶体絶命・悪魔の選択再び」

脚本:福井晴敏・岡秀樹/絵コンテ:麻宮騎亜/演出:小谷野竜成/作画監督:結城信輝

木星に匹敵する大きさを誇る白色彗星。いま、その内奥に眠る都市帝国が、ついにその全貌を現す。
そして再び突きつけられるズォーダーの“悪魔の選択”。
ラスト、かつてない衝撃がヤマトを襲う──。

第六章「回生篇」

ヤマトは沈んだ。
波動砲艦隊も壊滅的な打撃を受け、強大なガトランティスを前にもはや為す術をなくしたかに見えた地球。
だがそれは、これから始まる未曽有の戦いの序曲に過ぎなかった。
ヤマトの意志を受け継ぐ新たな艦、ヤマト級〈銀河〉の出撃。その脇を、かつて地球と戦ったガミラスの大艦隊が固める。
数で圧倒するガトランティスに対して、地球・ガミラス連合軍は、
時間断層工場をフル稼働させて大増産態勢を敷き、徹底抗戦の構えを示そうとしていた。
それは、力と力がぶつかりあうだけの終わりなき消耗戦。
AIが立案した非情な作戦を実行するために、死に場所を求めて加藤のブラックバードが飛ぶ──。
〈銀河〉の本当の任務、人類生存の為の[G計画]とは? 帰るべきガミラスを追われたデスラーの去就は?
そしてヤマトは本当に沈んでしまったのか──?
古代と雪を待ち構える壮絶な運命に、刮目せよ!

第十九話「ヤマトを継ぐもの、その名は銀河」

脚本:福井晴敏・岡秀樹/絵コンテ:二瓶勇一/演出:飯村正之/総作画監督:前田明寿/作画監督:石原満・山根理宏

波動機関が停止したヤマトは重力圏に沈んでいった……。
からくも離艦できた真田たちは、波動実験艦銀河へと移乗。
そこで彼らは、惑星再生能力を失った[コスモリバースシステム]ですら戦線に投入し、
時間断層で艦隊の増強に明け暮れる、追い詰められた人類の現状を知るのだった。

第二十話「ガトランティス、呪われし子ら」

脚本:福井晴敏・岡秀樹/絵コンテ:岩崎知子/演出:球野貴裕/総作画監督:前田明寿・結城信輝/作画監督:千葉充・常盤健太郎

総員退艦の際に頭部を負傷した雪は、4年分の記憶と共に古代への想い――その"愛"すら失って目覚めた。
満身創痍のヤマトが不時着したのは、かつてガトランティスを創り出したゼムリア人の故郷。
都市帝国に囚われた惑星の上で、ガトランティスとズォーダーの"愛"と"絶望"の歴史が語られる。

第二十一話「悪夢からの脱出!!」

脚本:福井晴敏・岡秀樹/絵コンテ:大倉雅彦・羽原信義/演出:小谷野竜成/総作画監督:前田明寿/作画監督:乘田拓茂

地球=ガミラス連合艦隊の奮戦虚しく、都市帝国は火星絶対防衛圏を突破しようとしていた。
山南が重力圏に捕らわれたヤマトの存在を確信した一方で、AIは人類存続の為の[G計画]を発令。銀河に戦線離脱を命じた。
艦長の藤堂早紀は、機械の命令とヤマト救出との間で選択を迫られる。

第二十二話「宿命の対決!」

脚本:福井晴敏・岡秀樹/絵コンテ:平川哲生/演出:中原れい/作画監督:結城信輝

いまだヤマトには正体不明のスパイが潜んでいた。
空間騎兵隊が怪しまれるなか、疑惑を否定することができずに斉藤は苛立つ。
やがて決戦に向けて、緊急改装を行ったヤマトが発進した。その針路を塞ぐように現れる〈ノイ・デウスーラ〉。
何を想いデスラーは、ヤマトと相対するのか……。

第七章「新星篇」

キーマンに突きつけられた悪魔の選択。しかし“縁”の連なりが為す奇跡が、事態を思わぬ方向へと導く。
千年にも及ぶズォーダーの絶望を断ち切る唯一の機会を前に、人々は……。
最後の戦いが始まる。ガトランティスを滅ぼす力《ゴレム》を奪取するべく、都市帝国中枢へと突撃するヤマト。
トランジット波動砲の閃光が都市帝国を焼き、無数の砲火がヤマトを串刺しにする。
人間が人間であり続けるために──愛の戦士たちの「選択」が、いま宇宙の運命を決する。

第二十三話「愛の戦士たち」

脚本:福井晴敏・岡秀樹/絵コンテ:二瓶勇一/演出:常盤健太郎/総作画監督:前田明寿/作画監督:石原満・山根理宏・山岡信一

ズォーダーの傀儡たるミルが、キーマンに突きつけた「悪魔の選択」。
しかし古代はその選択を拒絶し、逆にガトランティスへの投降を申し出る。
戦いを終わらせる為に、引き金を引かない。それが古代の選択だった。
その答えに激高して、銃を放つミル。刹那、銃弾は雪の身体を貫いて──。

第二十四話「ヤマト、彗星帝国を攻略せよ!」

脚本:福井晴敏・岡秀樹/絵コンテ:岩崎知子/演出:中原れい/総作画監督:前田明寿・結城信輝/作画監督:乘田拓茂・千葉充

彗星都市帝国に放たれるトランジット波動砲。地球を背にヤマトは最後の決戦を挑む。
大いなる和の縁──ガミラス艦隊、そして桂木透子の協力を得て、都市帝国内部へと侵入を果たすヤマト。
目指すは大帝玉座の間。多くの血が流れ、多くの犠牲を払い、古代はズォーダーの元へと辿り着く。

第二十五話「さらば宇宙戦艦ヤマト」

脚本:福井晴敏・岡秀樹/絵コンテ:麻宮騎亜/演出:小谷野竜成/総作画監督:前田明寿/作画監督:石原満・山根理宏・那花優統

ズォーダーの意志で[滅びの方舟]は目覚めた。
都市帝国の残骸を喰らい、真の姿へと変貌を遂げる[滅びの方舟]。
地球を覆わんばかりの超巨大な姿となった[滅びの方舟]に対峙する、満身創痍のヤマト。
もはやヤマトに戦う力は残されていない。艦長として古代は、最後の決断を下す。

最終話「地球よ、ヤマトは…」

脚本:福井晴敏・岡秀樹/絵コンテ:アミノテツロ/演出:羽原信義/作画監督:結城信輝

生き残った者たちが、真新しい慰霊碑の並ぶ英雄の丘に集う。時は西暦2203年。
あのガトランティスとの戦いから半年──
平和が戻ったかに見えた地球だが、本当の「試練」はこれから始まろうとしていた……。

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