宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち

CHARACTER & MECHANIC

  • CHARACTER
  • MECHANIC
  • 地球

    • 古代進
    • 森雪
    • 島大介
    • 真田志郎
    • 徳川彦左衛門
    • 南部康雄
    • 相原義一
    • 太田健二郎
    • 榎本勇
    • 加藤三郎
    • 山本玲
    • 斉藤始
    • 永倉志織
    • 倉田勝
    • 天城敏郎
    • 古橋弦
    • 加藤真琴
    • 加藤翼
    • 佐渡酒造
    • アナライザー・AU09(エーユーオーナイン)
    • 西条未来
    • 平田一
    • 北野哲也
    • 篠原弘樹
    • 沢村翔
    • 田熊猛
    • 鶴見二郎
    • 沖田十三
    • 土方竜
    • 谷鋼三
    • 安田俊太郎
    • 山南修
    • 尾崎徹太郎
    • 藤堂早紀
    • 神崎恵
    • 市瀬美奈
    • 日下部うらら
    • 新見薫
    • 山崎奨
    • 桐生美影
    • 星名透
    • 星名百合亜
    • 指揮AI(ブラックアナライザー)
    • ロバート・レドラウズ
    • 桂木透子
    • 藤堂平九郎
    • 芹沢虎鉄
    • 地球連邦大統領
  • ガミラス

    • ローレン・バレル
    • クラウス・キーマン
    • アベルト・デスラー
    • ルッツ・カーゼット
    • エーリク・ヴァム・デスラー
    • マティウス・デスラー
    • アデルシア・デスラー
    • ガデル・タラン
    • ハイドム・ギムレー
    • レドフ・ヒス
    • フォムト・バーガー
    • ヴォルフ・フラーケン
    • ゴル・ハイニ
    • ヤーブ・スケルジ
    • イリィ
  • ガトランティス

    • ズォーダー
    • サーベラー
    • ゲーニッツ
    • ラーゼラー
    • バルゼー
    • ガイレーン
    • コズモダート
    • メーザー
    • ザバイバル
    • ゴーランド
    • ノル
    • ミル
  • テレザート

    • テレサ

古代進 CV:小野大輔

7月7日生まれ・かに座、24歳。ヤマト戦術長。
争いを好まない穏やかな青年が過酷な時代と向き合う中、「地球を救う使命を帯びて」誰より多く引き金を引き続けることになる……その矛盾を古代進は背負い続けてきた。
テレサとの対面を経た古代は、ヤマトと自分たちが《大いなる和の一部》として宿命づけられていることを知り、宇宙に生きるヒューマノイドすべての生存をかけた星間戦争の只中に踏み込んでいく。だが生来の優しさゆえに、古代は怨敵ズォーダーにすら最後の最後まで説得を試みる姿勢を崩そうとしない。多くの仲間の命が戦火に消え去っていく中、「引き金を引かない未来」の可能性にかけたひとりの小さな人間は、傷つきどこへ向かって行くのか──

森雪

CV:桑島法子

12月24日生まれ・やぎ座、23歳。ヤマト船務長。
生来の記憶を事故で失っており、直近4年間の記憶しか持たない。
自分が何者なのかも判然としない中で、雪は古代進と出会い、イスカンダルへの大航海を経て、共に生きる道を選んだ。古代との愛を育んだ4年という時間は、雪にとって生きる意味そのものだった。だがいま、雪の心の中に古代進は存在しない。
《総員退艦》の混乱の中、頭部に衝撃を受け昏睡状態に陥った雪は、目覚めたとき古代と育んだ想い出の全てを失っていた。
見知らぬ艦《ヤマト》の中で、見知らぬ他人となった古代進を見つめる雪。
彗星都市帝国との決戦の只中、雪の心の中に瞑る愛はなにを選択するのか──

島大介

CV:鈴村健一

8月15日生まれ・しし座、24歳。ヤマト航海長。
古代の決断を常に支持し、ヤマトの操舵桿を通じそれを実行してきた心優しき戦友。
二人きりの時は、男同士の飾らない言葉で張り詰めた古代の心を和らげる。
ヤマトが彗星内部に囚われ消息不明に陥ったのちは「波動実験艦 銀河」に配属。《人間らしさを捨ててでも人類存続を最優先》しようとする銀河クルーに対し、「そこまでしなきゃいけないのかよ!」と声を荒げ、熱い人間性を垣間見せた。
「ゼムリア星」から脱出し戦線復帰したヤマトに帰還した島は、彗星都市帝国との最終決戦へ向け、いま再びヤマトの舵を握る。

真田志郎

CV:大塚芳忠

2月11日生まれ・みずがめ座、33歳。ヤマト技術長兼副長。合理的判断を最大の武器とする天才科学者。
テレサと会見し、「滅びの方舟」に唯一対抗できるものが、《ヤマトを中心とした「縁」の力である》…という啓示を受け取る。テレサが伝えることは、真田にとって「合理を超えたもの」だったはずだが、キーマンが仕掛けた「反波動格子」を逆に応用しトランジット波動砲を開発するなど、「縁」を力に変える道を模索し続けている。
どれほど困難な局面でも冷静さを失わないが、「銀河」のコスモリバースを最大稼働させてアンドロメダと連携する作戦を藤堂早紀に具申した際には、それを否定する指揮A.Iに対し、「おまえには聞いていない!」の一喝を放った。

徳川彦左衛門

CV:麦人

2月29日生まれ・うお座、66歳。ヤマト機関長。
最古参のベテラン機関士。イスカンダルからの帰還後、軍を退役する予定だったがヤマトの再整備計画が浮上したことで運命が大きく変わる。
今次航海では、反乱同然の出航を強行した際、《右腕》と誰もが認める部下山崎を地球へ残したまま旅立つことになった。ガトランティスとの戦闘が大詰めを迎えるさなか、「波動実験艦 銀河」に乗艦していた山崎と再会した徳川は、ヤマト機関科への復帰を強く申し入れる山崎に対し、決してそれを認めようとはしなかった。
「良いカマたきを育てろ」。かつての部下にその言葉を遺し、徳川は最後の戦場へ向かって行く。

南部康雄

CV:赤羽根健治

7月28日生まれ・しし座、25歳。ヤマト砲雷長。
イスカンダルへの大航海を通じ、妙なエリート意識が払しょくされ軍人としての逞しさが大きく増した。

相原義一

CV:國分和人

5月17日生まれ・おうし座、26歳。ヤマト通信長。
心優しく温和な性格。部下の面倒見の良さも健在。

太田健二郎

CV:千葉優輝

7月20日生まれ・かに座、25歳。ヤマト気象長。
大食漢でお気楽な発言が目立つムードメーカー。
ヤマト出航に際し、到着が遅れた島を案じていた。

榎本勇

CV:津田健次郎

40歳。ヤマト掌帆長。
甲板作業・船外作業全般のオーソリティ。叩き上げのベテランで古代と島の士官学校時代の訓練教官でもある。

加藤三郎

CV:細谷佳正

8月26日生まれ・おとめ座、27歳。ヤマト航空隊長。
一見粗野だが、他者に対し繊細で、人の生き死にには誰より敏感な一面を持つ。
月面の医療施設に家族を残して従軍しており、遊星爆弾症候群という不治の病に苦しむ一人息子〈翼〉の身を深く案じていた。
テレザート星からの帰路、ズォーダーが仕掛けた〈翼〉の命を救う取引──「悪魔の選択」を受け、血を吐きながらヤマトを「裏切り」、重大な結果を招いてしまう。
埋め合わせようのない過ちを抱え死をもって償うことだけを考えていたが、「どんな屈辱にまみれても生き抜くんだ」という土方の言葉を受け止め、恥にまみれても前に進むことを決意。再びヤマト航空隊の隊長として最前線に立つ道を選んだ。

山本玲

CV:田中理恵

6月13日生まれ・ふたご座、23歳。ヤマト航空隊員。
常にクールなたたずまいだが、内に秘めた想いの熱さは計り知れない。
難易度の高い試作機「コスモタイガーⅠ」を手足のごとく扱う。
鶴見二郎をはじめとする若手航空隊員の指導育成に情熱を注いでいた。
テレザート上陸作戦では機動甲冑を使用して作戦に参加。慣れない機体をものともせず多大な戦果をあげる一方で、教え子の鶴見を戦闘で失う事態に直面する。
クラウス・キーマンがテレザート星海上に墜落し生死不明となった際は、仲間を失う非情な運命に抗うかのように、身を挺してキーマンを救い出した。

斉藤始

CV:東地宏樹

1月1日生まれ・やぎ座、31歳。空間騎兵隊第7連隊隊長。
第十一番惑星に駐屯する部隊を束ねていた豪放無類の偉丈夫。戦いの厳しさを誰より知る、情に厚い不器用な男。防衛線が崩壊した後も住民の生命を守るため戦い続け、救助に駆け付けたヤマトに収容された。
だが、この時点で本来の斉藤始は戦死しており、ヤマトの航海に同行した斉藤はズォーダーの傀儡《蘇生体》だった。むろん斉藤本人にはその自覚は無い。だが、斉藤は気づいてしまった。己こそが、自覚無きままスパイを演じさせられた《屍》だったのだ。
絶望と慟哭。残酷な運命への憎悪。斉藤は果たして、ズォーダーの操り糸を断ち切り、人間として生きることができるのか?

永倉志織

CV:雨谷和砂

5月23日生まれ・ふたご座、29歳。空間騎兵 隊第 7連隊副長
男勝りの荒っぽい口調と裏腹に、純情な一面を失わない歴戦の女性空間騎兵。
テレザート上陸作戦では副隊長を拝命。命を安売りしがちな男どもを一人でも多く生還させることを密かに思いつつ部隊を指揮。その一方で、ヤマトへの帰還命令を受けた後も単身で斉藤の後を追い、「ただの命令違反ですよ!」とうそぶきながら戦闘に加わった。
大胆極まりない行動の裏側に、斉藤始への絶対の信頼と思慕がほの見える。
その斉藤が《蘇生体》だったという事を知ったいま、永倉は斉藤始をどう愛するのか──

倉田勝

CV:吉開清人

29歳。空間騎兵隊第7連隊隊員。
機動甲冑を使用した空間戦闘のプロフェッショナル。
連隊随一のギャンブル好きだが勝率はさえない。
攻めに転じた時の口癖は「行くぜ行くぜ行くぜ!」

天城敏郎

CV:斉藤次郎

28歳。空間騎兵隊元第7連隊隊員。
空間騎兵随一の巨漢。小さな野花を愛でる心優しき大男。
不言実行を旨としているわけではないが、めったなことでは口を開かない。

古橋弦

CV:髙階俊嗣

32歳。空間騎兵隊第7連隊隊員。
斉藤直轄の部隊の副隊長を務める。
瞬間の判断力に優れ、斉藤も全幅の信頼を置く古参兵だったが、ガトランティス兵の自爆攻撃に遭い命を落とす。
テレザート上陸作戦で斉藤が使用した機動甲冑にマーキングされた「008」は古橋のナンバーである。

加藤真琴

CV:佐藤利奈

6月30日生まれ・かに座、25歳。旧姓・原田真琴。もとヤマト衛生士。
加藤三郎の妻。軍を退役後、長男〈翼〉を出産。だが、翼が満1歳の時〈遊星爆弾症候群〉を発症したことで幸福な状況は一変。現在は月面の医療施設で治療を受ける翼に付き添い続けている。不安を押し殺し、夫をヤマトへ送り出した。

加藤翼

CV:高森奈津美

3歳。加藤と真琴の長男。飛行機とヤマトが大好き。
遊星爆弾の残留汚染物質に二次感染した新生児たちが収容される医療施設で治療を受けている。〈遊星爆弾症候群〉は抜本的な治療法が確立されておらず、医師からはわずかな余命を宣告されていたが、突如ガトランティスからもたらされた〈特効薬〉により現在は健康な体を取り戻しつつある。

佐渡酒造

CV:千葉繁

10月1日生まれ・てんびん座、58歳。ヤマト衛生長・医官。
医術の限界、諸物の無常を誰よりも知るオールラウンダーの名医。
森雪の密航への積極的な協力、ヤマトへ収容された土方に艦長就任を遠回しに薦めるなど、型にはまらない人との接し方は健在。

アナライザー・AU09

CV:チョー

2月1日生まれ・みずがめ座(初起動日)。
ヤマトの自立型サブフレームで、解析担当ロボット。
正式名称や略称型番で呼ばれるのを嫌い、「アナライザー」と呼ぶことを周囲に要求していたが、その甲斐あって現在は多くの者が彼を「アナライザー」と呼んでいる。

西条未来

CV:森谷里美

1月23日生まれ・みずがめ座、24歳。ヤマト船務科員。電探士。
森雪とともにレーダー手を務める。過酷な戦闘中も、美しい黒髪をかき上げながら的確に状況分析を行う才女。

平田一

CV:伊勢文秀

27歳。ヤマト主計長。
年齢は上だが古代、島とは同期の間柄。穏やかで温かい人柄で多くの者に慕われている。食料をはじめとする物資全般の管理を統括している。実は大の虫嫌い。

北野哲也

CV:木島隆一

24歳。ヤマト戦術科員。宙雷士。
控えめではあるが、非常に有能で古代、南部からの信任も厚い。
もともとは航海科配属を希望しており、「いつかヤマトの操舵桿を握ってみたい」という想いを胸に秘めている。

篠原弘樹

CV:平川大輔

10月19日生まれ・てんびん座、28歳 ヤマト航空隊副隊長。
隊長である加藤とは長年にわたる付き合い。時に気難しい態度になる加藤を公私にわたって支え続けてきた。
ひょうひょうとした軽い言動、ロングヘアと相まって軽薄な人物に見えるが、進んで損な役回りを引き受ける苦労人でもある。
ヤマトからの脱出後、艦隊各所に分散配属されていた航空隊の面々を束ね、行き場を失っていた加藤を再びヤマト航空隊に隊長として迎え入れた。

沢村翔

CV:近木裕哉

3月4日生まれ・うお座、23歳。ヤマト航空隊員。
明るくタフな性格。かつてはヤマト航空隊最年少だったが、今や若手航空隊員から良き兄貴として慕われている。ヤマトが消息不明となって以降は空母アンタレスに配属されていたが、ゼムリア星からヤマトが生還したことで再び合流。ヤマト航空隊員として最後の決戦に臨む。

田熊猛

CV:木島隆一

ヤマト航空隊員。
190センチを超える堂々たる体躯のベテランパイロット。ヤマトが消息不明となって以降は空母アンタレスに配属されていたが、ゼムリア星からヤマトが生還したことで再び合流。ヤマト航空隊員として最後の決戦に臨む。

鶴見二郎

CV:河本啓佑

19歳。月面航空隊所属の新人航空隊員。
若い航空隊員の中心的存在。加藤への強い憧れと敬意を持ち、その技量には光るものがある。テレザート上陸作戦ではワープブースター装着のコスモタイガーⅡ運要員に抜擢され活躍。だが作戦のさなかに重傷を負い、生死の境をさまよう中でテレサの声を聞いた。
ヤマト艦内に収容され手当てを受けるが傷は深く、ついに還らぬ人となる。

沖田十三

CV:菅生隆之

12月8日生まれ・いて座、享年58歳。宇宙戦艦ヤマト初代艦長。
知略と決断に富んだ指揮官であり、戦いの愚かさ、平和の実現の難しさと尊さを誰よりも知る人物。死後はイスカンダル往還の功績をたたえられ、首都近郊に作られた〈英雄の丘〉に祀られている。
かつてのヤマト乗組員にとっては、今も変わらぬ精神的な柱である。

土方竜

CV:石塚運昇・楠見尚己

5月5日生まれ・おうし座、60歳。ヤマト第二代艦長。
誰より熱い理想を胸に秘めつつ、冷徹な現実を見誤らぬ厳しさを己に課す古武士。
周囲からの艦長就任要請を長らく固辞し続けたが、テレザート上陸作戦のさ中、ついに艦長就任を決意。《亡き親友沖田十三の命を塗り込んだ艦・ヤマト》を受け継いだ。
「惑星ゼムリア」からの脱出の際、自らの命と引き換えにヤマトを救助しようとする山南に対し「死んでとれる責任などないぞ。生きろ!」と力強く諭した。
いま彗星都市帝国との最終決戦を前に土方は語る。
「本当に試されるのはここからだろうな。俺もおまえも…人間のすべてが」

谷鋼三

CV:池田勝

56歳。アンドロメダ級二番艦「アルデバラン」艦長。
徹底した合理主義者で座右の銘は「思索生知」。
艦隊の自動化促進と、波動砲搭載艦の効果的な運用を研究・提唱した人物。
「マルチ隊形」は谷の命名である。

安田俊太郎

CV:ささきいさお

52歳。アンドロメダ級3番艦「アポロノーム」艦長。
「アンドロメダ」艦長の山南修とは宇宙防衛大学の同期生であり、第二次内惑星戦争で生死を共にした親友でもある。
土星沖海戦において、彗星都市帝国の超重力に捉えられた「アンドロメダ」を救い出すため、破損著しい「アポロノーム」を指揮し戦場に散った。

山南修

CV:江原正士

4月4日生まれ・おひつじ座、52歳。地球連邦航宙艦隊総旗艦「アンドロメダ」艦長。楽観主義者を装うが誰よりも現実をドライに捉えており、地球の未来を冷徹に見据える。
「時間断層」で生まれた史上空前規模の艦隊を指揮し土星沖海戦に臨むも、彗星都市帝国の前に敗北を喫する。その後、大改装を行った〈アンドロメダ改〉に単身乗艦し、火星軌道に進出した彗星都市帝国に直上攻撃を敢行。この戦いのさなか、ゼムリア星を脱出したヤマトを〈銀河〉との連携で救出する。限界稼働に達した〈アンドロメダ改〉は火星に散るが、山南は加藤に救出され生還。「未来をかけた戦い」を土方に託し後方に去った。
山南がガトランティスの大艦隊に発した言葉「力は、力によって滅ぼされると知れ」は、同時に自分自身への問いかけでもある。

尾崎徹太郎

CV:上城龍也

52歳。土星の第2衛星「エンケラドゥス」に拠点を置く守備艦隊の司令官。
太陽系へ侵攻するガトランティスの大勢力を最初に迎え撃ち、山南率いる主力艦隊の到着まで戦況を支えた。
山南、安田とは宇宙防衛大学の同期生であり腹蔵なく語り合える戦友でもある。

藤堂早紀

CV:高垣彩陽

11月14日生まれ・さそり座、27歳。「波動実験艦 銀河」艦長。
冷徹な眼差しの奥底には、覚悟を秘めた強い意志がみなぎる。
ガミラス戦争の初期に母・千晶が自殺。まだ幼かった早紀は母の死を「弱さゆえの敗北」と捉え「冷徹な強さだけが生存を可能にする」と自分に言い聞かせてきた。
AIの判断を地球人類が生き延びる最善策と考えていたが、心の奥底では逡巡し続けており、最終的にAIを破壊して指揮権奪還を決断。「銀河は人間のふねである!」と宣言し、火星戦線に参戦。アンドロメダと連携してヤマトを救出する。
父は統括司令長官藤堂平九郎。母千晶の死後、親子の間には深い溝が生じていたが、冷え切った関係にも温かな変化が訪れようとしている。

神崎恵

CV:林原めぐみ

36歳。「波動実験艦 銀河」副長。
異例ともいえる若さで艦長に就任した藤堂早紀を公私に渡って支え続ける良き理解者。
本来の温かな人柄をみじんも感じさせない厳しさでクルーに接する。
早紀が指揮A.Iを破壊して銀河の指揮権を奪還した際には、間髪を入れず全システムを再起動させており、副長として早紀に絶対の信頼を寄せていることがうかがわれる。

市瀬美奈

CV:黒沢ともよ

20歳。「波動実験艦 銀河」航海長。
実戦経験は皆無だが、それを感じさせない大胆さと独自の洞察力は目を見張るものがある。島大介から操艦技術の極意を伝えられるが満足できる成果が上げられず、「こんな役立たずの腕…早く交換しちゃいたい」と真剣に嘆いた。肉体を機械化してでも反応速度を向上させたいと考える激しい一面を持つ。

日下部うらら

CV:小宮有紗

21歳。「波動実験艦 銀河」戦術長。
指揮A.I が立案する戦術の有用性を瞬時に判断する冷静さを持つ。
「軍人」であり「科学者」であり「女性」である自分を最大限に活かすことを常に自己に課している。

新見薫

CV:久川綾

11月3日生まれ・さそり座、4月18日生まれ・おひつじ座、31歳。元ヤマト情報長。
ガトランティス兵の自爆に巻き込まれた際の負傷が癒えたのち、「時間断層」での特別任務に派遣されていた。
藤堂早紀の指揮下で「波動実験艦 銀河」の建造に深く携わる。

山崎奨

CV:土田 大

9月9日生まれ・おとめ座、49歳。元ヤマト応急長。
徳川の片腕である古参の機関士。徳川への尊敬と忠誠心は目を見張るものがある。
ヤマト出航の際地球に残留したのち、新見たちと共に「時間断層」へ派遣され「銀河」の建造に注力していた。
徳川と再会した際、ヤマト機関科への復帰を強く申し入れるが聞き入れられず、「銀河」からヤマトの最後の出撃を見送った。

桐生美影

CV:中村繪里子

4月18日生まれ・おひつじ座、22歳。元ヤマト技術科員。
ヤマト出航時、押し寄せた武装兵からドックの注水システムを奪還するため山崎らとともにヤマトを降り、地球に残留することになった。
「時間断層」に派遣されたのち、新見、山崎らとともに藤堂早紀の指揮下で「銀河」建造に携わっていた。

星名透

CV:高城元気

9月23日生まれ・てんびん座、22歳。元ヤマト保安部員。
ヤマト出航の際、工作隊に参加し地球に残留することになった。その後、岬百合亜と正式に結婚し、現在は共に「波動実験艦 銀河」の建造に従事している。
人当たりの良い好青年だが、過酷な諜報任務を遂行できるほどのしたたかさと腕前を併せ持つ。

星名百合亜

CV:内田彩

1月10日生まれ・やぎ座、21歳。元ヤマト船務科員。
最年少の乗員としてイスカンダルへの航海に赴き、その過程で星名透との愛を育む。ヤマト出航の際、工作隊を助け地球に残留することになった。
その後星名と結ばれ、ともに「時間断層」での「銀河」建造に従事していた。
旧姓は岬。

指揮AI(ブラックアナライザー)

CV:チョー

銀河の第一艦橋中央に配置された指揮AIユニット(AU13)。
地球の時間断層内で自己増殖シミュレーションを続ける次世代型AIの最新データで常にアップデートされている。[G計画]発令時には銀河の指揮権を掌握し、乗組員の操作を必要としない完全自律操艦を行うことも可能である。

ロバート・レドラウズ

CV:土師孝也

「古代アケ―リアス文明」に魅せられた地球の研究者。
第十一番惑星に滞在中、ガトランティスの奇襲に巻き込まれ避難民と共にヤマトに収容された。どこかのタイミングでガトランティスの「蘇生体」に変えられており、惑星シュトラバーゼで古代に大帝ズォーダーの意思を伝えたのち爆発した。

桂木透子

CV:甲斐田裕子

第十一番惑星でヤマトに収容された美しい女性考古学者。
その正体は大帝ズォーダーの忠実な内通者であり、かつてガトランティスを生み出し支配した「ゼムリア人」の最後の生き残り〈シファル・サーベラー〉の「複製品」だった。
正体が露見して以降、透子は感応波によるズォーダーとのリンクも失いヤマト艦内に囚われの身となった。人間の愛を嗤う一方で、ズォーダーによって封印されていたサーベラーの愛の記憶を徐々に蘇えらせる透子。ゼムリア星のデータバンクを管理する「語り部」に命じ、ガトランティスの起源と、彼ら人造生命を一気に葬る安全装置「ゴレム」の秘密を開示させた彼女が向かう先は──

藤堂平九郎

CV:小島敏彦

63歳。地球連邦防衛軍・統括司令長官。
ガミラス戦争の初期に妻・千晶を喪っており、娘の早紀を男手で育て上げた。
「時間断層」を運用した盲目的な軍備の拡張には慎重な態度を崩さなかったが、ガトランティスとの全面戦争が現実となった今、藤堂は「戦いとは別の道」で人類を存続させる方法を探ろうとする。それがA.Iにプランニングさせた「G計画」であり、その実践のために建造させたのが波動実験艦〈銀河〉だった。

芹沢虎鉄

CV:玄田哲章

59歳。地球連邦防衛軍・統括司令副長。
地球人類の発展には軍事力の増強が必須という信念を持つ。
内外の批判にさらされ続けながら推し進めた〈波動砲艦隊構想〉こそが、人類存続の切り札と確信し、ガトランティスとの全面戦争に臨む。
「明日を生きる子供たちのために!われらの文明と、人類という種を絶やしてはならん!」
そう叫び艦隊を送り出す芹沢の心の奥底にはなにがあるのだろうか──

地球連邦大統領

CV:幹本雄之

60歳。
理想を胸に置きながら、現実との妥協点を最優先する優秀な政治家。
ガトランティスの侵略回避は外交努力では実現不可能と判断し、全面戦争の決断を下した。

ローレン・バレル

CV:てらそままさき

ガミラス帝国地球大使。
思慮深い文官肌の人物だが、時に剛腕ともいえる外交能力を駆使して地球の動向を把握し続ける。「時間断層の告発を避ける」という名目で地球連邦大統領から「ヤマトのテレザートへの航海」を追認させた。
表向き秘匿されているが、実はガミラス軍情報部の出身。独裁政権下で家族を理不尽に奪われた過去をもつ。以来「民主化こそがガミラスの未来を作る」と信じ行動してきた。
「デスラー体制復活派」の動きをいち早く察知しており、首謀者を暴き出すため、部下であるクラウス・キーマンを潜入捜査させていた。家族の無いバレルにとって、成長を長く見守ってきたクラウス・キーマンは「息子同然」の存在である。

クラウス・キーマン

CV:神谷浩史

11月5日生まれ・さそり座(地球歴換算)。ガミラス帝国地球駐在武官。
本名は〈ランハルト・デスラー〉。デスラー一族の血脈を受け継ぐ人物でアベルト・デスラーの甥にあたるが、その事実は長く伏せられていた。
現在の本当の立場はガミラス保安情報局内事部捜査官。ヤマトへ乗り込みテレザートへ向かうよう誘導し続けた裏には、「デスラー体制復活派」の信頼を得てその首謀者にたどり着くという目的があった。
古代たちを欺き続け当初の目的を果たしたキーマンだったが、テレザートでアベルト・デスラー本人と邂逅。血族として手を携え滅びゆくガミラス星を救うか?それともデスラーを殺すか?自分が進むべき道に迷い、激しく葛藤した末にキーマンが出した結論、それは「裏切り者としてヤマトへ戻り、そこで生まれた縁に身をゆだねる」という道だった。

アベルト・デスラー

CV:山寺宏一

3月19日生まれ・うお座(地球歴換算)。
かつて「大ガミラス帝星永世総統」として帝国の版図を広げ続けたデスラー。
その拡大政策の裏には、「ガミラス星の寿命」という秘められた事実があった。
ガミラス星と寸分たがわぬ環境の新たな星を発見し、半世紀以内に数十億の民を移住させる──その責務を密かに背負わなければならなかった運命の指導者、それがアベルト・デスラーの真の姿だった。
テレサの力を手中に収めたうえで ズォー ダと交渉し、新たなガミラス星を手に入れよう としたデスラー だったが、その目論見は崩れ、ただ一人の肉親ランハルトも去った。
いまデスラーの胸に去来するもの、その瞳に映るものは果たしてなにか?

ルッツ・カーゼット

CV:小野塚貴志

第十一番惑星の避難民をヤマトから受け取り地球へ搬送するガミラス艦に所属するガミラス人士官。
クラウス・キーマンの強運を「血筋のなせる技」と称え、彼に「反波動格子」を手渡した。
ギムレー率いる「デスラー体制復活派」のメンバーであり、キーマンの素性を熟知していたが彼の本当の目的を見通すことはできなかった。

エーリク・ヴァム・デスラー

CV:井上和彦

大ガミラス帝星の成立以前、惑星国家としての基盤を徐々に固めつつあった『ガミラス大公国』を治めていた人物。大公。
有力貴族の中心的名家『デスラー家』の当主であり、マティウス、アベルトの叔父にあたる。ガミラス星の寿命が一世紀もないことをいち早く知り、その秘密を共有する同志と共に事態打開の道を探り続けた。

マティウス・デスラー

CV:草尾毅

エーリク大公の甥であり、若くして「統一戦争の英雄」と称えられた天才的戦術家。
その英才と人物に魅せられる者は後を絶たず、エーリクの後継者と目されていたがその矢先に戦死してしまう。

アデルシア・デスラー

CV:池田昌子

マティウス、アベルトの母。
夫とは死別しており、その面影を色濃く受け継ぐ長男マティウスに大きな期待と深い愛情を注いでいた。

ガデル・タラン

CV:中村浩太郎

アベルト・デスラー政権下でガミラス帝星国防軍参謀次長を務めていた人物。
実兄であるヴェルテ・タランとともにデスラーから厚い信任を得ていた。
常に冷静に思索する兄ヴェルデと異なり、ガデルは昔ながらの軍人気質な人物である。忠義に厚く行動的であり、ガトランティスの支配を断ち切ろうと目論むデスラーに艦隊を率いていち早く合流した。

ハイドム・ギムレー

CV:森田順平

かつては大ガミラス帝国の親衛隊長として恐れられていた男。ガミラス本星での決戦時、第二バレラスの爆発に巻き込まれて死亡したと思われていたが、一命を取り留めていた。
母星の寿命で滅びが近づくガミラス民族を救うには強権よる 統制不可欠あと 信じ、民主化を推し進めるガミラス現政権の打倒を目論む。
「デスラー体制復活派」の首謀者として暗躍し、ランハルトを新たな総統に担ぎ上げ武力蜂起する準備を整えていた。だが、当のランハルト=クラウス・キーマンは現政権派に属するスパイであり、彼の告発によりガミラス国家警備警察に身柄を拘束されるという皮肉な結末を迎えた。

レドフ・ヒス

CV:秋元羊介

かつては大ガミラス帝国の副総統だった人物。
内政面の手腕に優れ、拡大政策を続ける帝国の国家運営を支え続けた。民主化に舵を切った現政権にあってもその政治的影響力は健在で、現在は内務省長官の要職に就いている。

フォムト・バーガー

CV:諏訪部順一

ガミラスの名将エルク・ドメルの下で数々の戦線を潜り抜けたガミラス軍人。勇猛無比の名で知られる血の熱い男。
「七色星団海戦」では、第二空母「ランベア」の攻撃機隊隊長として『ヤマト』を迎え撃つも艦隊は敗北。辛くも生き延びヤマトへの復讐心をたぎらせていたバーガーだったが、「惑星シャンブロウ」で古代らヤマトクルーと邂逅。この出会いが、地球人への怨恨を次第に氷解させていった。古代との間に生まれた信頼はやがて「ヤマトとの共同戦線」へと実り、ガトランティスのダガーム艦隊を撃破するに至る。その戦いから3年、地球・ガミラス連合艦隊の一翼を担って、フォムト・バーガーは再び戦場に戻ってきた。

ヴォルフ・フラーケン

CV:中田譲治

亜空間推進を可能にする「ゲシュ=ヴァール機関」を搭載した次元潜航艦〈UX-01〉の艦長。「猟犬」と仇名される亜空間戦闘のエキスパート。
一見粗野な口調が目立つ人物だが、常に冷静沈着さを失わない狡猾な戦術家。あぶれ者を拾ってクルーにするなど型にはまらない生き方に心酔するものも多く、「フラーケン一家」とでも呼ぶしかない家族的な繋がりの部下たちに囲まれている。

ゴル・ハイニ

CV:佐藤せつじ

前線で上官相手に問題を起こし、軍法会議寸前の所をフラーケンに救われた過去を持つ。フラーケンの片腕として数々の戦場を共にした男で、現在は次元潜航艦〈UX-01〉の副長。喜怒哀楽の激しい分かり易い性格。

ヤーブ・スケルジ

CV:チョー

2月22日生まれ・うお座。次元潜航艦〈UX-01〉の機関士。
フラーケンに拾われたザルツ人ということになっているが、実は地球人。その正体は徳川愛弟子の機関科員でヤマトにも乗艦していた藪 助治その人である。イスカンダルへの航海のさなか勃発した反乱事件に関わっていた藪は、反乱失敗後に惑星レプタポーダに残留することになった。そこでフラーケンに拾われ、素性を隠して〈UX-01〉のメンバーになった驚きの経緯がある。それから3年、さらに精悍さを増したヤーブが、ガトランティスとの最終決戦に関わってこようとは!ヤーブはいまだにザルッ人としてふるまっているのか?異星人の恋人はできたのか?すべては謎に包まれているが、またの再会を期待したい。

イリィ

CV:青木志貴

第十一番惑星で生まれたガミラス人の少女。
兄エルダァの影響で「ガミラスを救った地球の船ヤマト」が大好き。
ガトランティスの襲撃で家族を失うが永倉や斉藤たちに守られヤマトに収容され、そこで出会った桂木透子を「お姉ちゃん」と呼び慕っていた。
現在は第十一番惑星からの避難民とともに月面の隔離施設に収監されている。

ズォーダー

CV:手塚秀彰

戦闘国家・帝星ガトランティスを率いる大帝。
巨大な暴力を掌中にしながら、寡黙で哲学的な思索に浸る絶対的支配者。自らの信念のもとアケ―リアス文明が遺した「滅びの箱舟」を駆り、宇宙の版図を塗り変え続けてきた。
「愛」こそが争いの根源であると言い切り、あらゆるヒューマノイドはその呪縛から逃れられないと断ずる一方、造られた命であるガトランティスだけが「この宇宙に真の安寧をもたらすことができる存在」とうそぶく。
その究極の目的は「自分たちをも含むすべてのヒューマノイドの抹殺」。
人間性のすべてを否定し存在を許さないズォーダーの信念は、果てしなく深い「絶望」に支えられている。

サーベラー

CV:甲斐田裕子

〈白銀の巫女〉の異名を持つ冷徹な容姿の美女で、軍事・内政・運航のすべてを司るガトランティス最高位幕僚。
その正体は、ガトランティスを造り出した「ゼムリア人」最後の人間「シファル・サーベラー」の純粋コピー体である。
「ヒューマノイド根絶」というズォーダーの目的を達成するためどうしても必要な存在であり、彗星都市帝国の生命工場「ジェネシススフィア」の再生装置で造り出されている。
コピー体のサーベラーは記憶を消去して製造される。だが、必ずオリジナルの記憶を蘇らせてしまうため、ズォーダーは過去何人ものサーベラーを手にかけてきた経緯がある。
桂木透子もまた「別個体のサーベラー」である。

ゲーニッツ

CV:梅津秀行

ガトランティス最高位幕僚のひとり。ズォーダーにもっとも古くからつき従う。
帝国機動艦隊総司令長官として、膨大な数の艦隊を掌握する。帝国内の権勢は並ぶ者がない実力者だが、サーベラーには一線を引いて礼を絶やさない。

ラーゼラー

CV:はらさわ晃綺

支配庁軍務総議長。帝国が制圧した星系の占領支配を担当する。
最高位幕僚の中にあって、もっとも官僚的な発言が目立つ狡猾な人物。

バルゼー

CV:西村知道

第七機動艦隊司令長官。座上する旗艦は白い超大型空母。
帝国の覇道を信じて疑わない傲慢とも思える物腰の軍人。

ガイレーン

CV:柴田秀勝

一見して老齢とわかるが、特殊なゴーグルで顔面を覆っておりその表情はうかがい知れない。宇宙を飛び交うあらゆる情報を収集・管理し、時に大帝ズオーダーに直言する。
その物腰から、ズォーダーが抱える秘密と野望を完全に共有していることを窺わせる謎めいた人物。

コズモダート

CV:河相智哉

メーザー提督旗下の第八機動艦隊所属。
その前衛艦隊を指揮し太陽系へ進出してきた。
ヤマトに敗北を喫したのちは、メーザーと共に私怨からヤマトを追撃。ガトランティス本国から命令不服従を問われ「汚染艦隊」としてデスラーに処分された。

メーザー

CV:喜山茂雄

ガトランティス第八機動艦隊を指揮する沈着冷静な提督。膨大な数のガイゼンガン兵器群・カラクルム級戦闘艦を所有する。
だが第十一番惑星の戦闘ではヤマトの波動砲ですべての艦を行動不能にされ、屈辱的な大敗北を喫してしまう。
これを契機に感情の抑制に支障をきたし、本国の命令を無視してヤマトを追撃。本国からは「汚染艦隊」と認定され、デスラーの手で粛清された。

ザバイバル

CV:屋良有作

テレザートに駐留する陸戦師団を預かる師団長。全身が闘争心の塊。ゴーランドとは長年にわたる戦友である。
機動甲冑で降下した空間騎兵隊を、メダルーサ級改造型地上戦車軍を擁して迎え撃った。
激しい戦闘の末、斉藤始に致命傷を負わされたザバイバルは、死力を尽くして戦った敵に不敵な微笑みを投げかけて眼下へその身を投じ果てた。

ゴーランド

CV:山路和弘

テレザートを守備するゴーランド艦隊司令長官。
武闘派だが論理的な一面を併せ持ち、ガトランティス全体への貢献を最上の美徳と考える闘将。
「ガトランティスの戦の神髄」を、自らの幼生体・ノルへ伝えることに情熱を傾けていたが、ヤマトが放った波動砲の一撃で痛恨の敗北を喫してしまう。

ノル

CV:比上孝浩

ゴーランドの幼生体。
ガトランティスの社会で生きる者として『ゴーランド』の名に恥じぬ成長を自らに課す一方で、人間的な親子の情を求め苦しんでいた。
初陣となったテレザート宙域での戦闘のさ中、波動砲の閃光のなかで涙ながらに自分を抱きかかえるゴーランドに対し、確かな父性を感じながら消滅して行った。

ミル

CV:内山昂輝

「わたしは見たものを大帝にお伝えするだけの存在」
そう嘯きデスラーを監視するガトランティスの青年将校。
ガトランティスの支配を断ち切ろうと目論むデスラーによってノイ・デウスーラ内の独房に長く幽閉されていたが、テレザート星の消失と前後して解放された。
視覚、聴覚のみならず、ミルの意識のすべてはコスモウエーブを介してズォーダーの脳とリンクしており大帝ズォーダーの代弁者としての役割も担う。
テレサという交渉カードを失ったデスラーに「滅びゆくガミラスを救いたければヤマトを倒せ」と、その運命を手玉に取るかのように告げた。

テレサ

CV:神田沙也加

その力を得た者はあらゆる願いを叶えることができる…と宇宙に伝えられる伝説の女神。テレザート星から強力な《祈り》の精神エネルギー波(コスモウェーブ)を放ち、元ヤマトクルーに危機の到来を知らせた。
高次元の存在であるがゆえに「時間」の束縛を受ける事が無く、宇宙の始まりから終わりに至るすべてを「そこにあるものとして」知覚している。
強大な《白色彗星=滅びの方舟》に、唯一立ち向かえるものは、人と人が結ぶ《縁の力》であり、その中心に存在するものが《大いなる和の艦=ヤマト》であると古代たちに告げた。

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